Diminished Realityを用いた構造物撤去新設時の景観検討AR実現に関する研究

  • 矢吹 信喜
    大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • 種村 貴士
    大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • 福田 知弘
    大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻
  • 道川 隆士
    大阪大学 環境イノベーションデザインセンター

書誌事項

タイトル別名
  • DIMINISHED REALITY FOR AR SIMULATION OF DEMOLITION AND REMOVAL OF URBAN OBJECTS

抄録

近年,土木建築分野での景観検討において,AR(Augmented Reality)が注目されている.しかし,現在のAR技術では,既設構造物を解体,撤去し,そこに新たに構造物を建設することを想定して景観検討を行う場合,解体,撤去予定の既設構造物と,重畳する新設構造物の3次元モデルが交わって表示され,本来見えるべきでない既設構造物の一部が見えてしまい,適切な景観検討ができないという問題がある.一方で,背景画像を除去対象物領域に重畳することで障害物を取り除く技術であるDR(DiminishedReality)が着目されている.本研究では,3次元点群データを用いて,建物の解体,撤去時の景観検討での利用を想定した,屋外大規模構造物を対象としたDR手法を開発し,開発したシステムの検証実験を行った.

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680332445568
  • NII論文ID
    130005064280
  • DOI
    10.2208/jscejcei.70.i_16
  • ISSN
    21856591
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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