都市域の道路形状特性に着目した新たな道路ネットワークデータの自動構築手法

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON AN AUTOMATED CONSTRUCTION METHOD OF ROAD NETWORK DATA BASED ON PROPERTIES OF URBAN ROAD SHAPE

抄録

道路ネットワークデータは,カーナビゲーションシステムにおける経路探索システムの設計や交通・氾濫シミュレーションモデルの構築など多様な用途に活用されている.本研究では,入手が比較的容易なポリゴン型の道路を入力データとし,道路形状が複雑な都市域においても手作業の修正を必要としない新たな道路ネットワークデータの自動構築手法を提案する.本手法では,まず道路を交差部と単路部に分離することで単純化し,次いで単路部の道路中心線を発生させるとともに交差部の道路中心線について単路部と整合させ作成し,さらに各道路中心線を連結することで道路ネットワークデータを自動構築している.提案した自動構築手法を東京都杉並区の道路線形が複雑な領域に適用した結果,道路形状によらず,ひずみの少ない道路ネットワークデータが得られた.この結果より,本研究で提案した自動構築手法は,道路ネットワークデータを自動構築するのに有用である考えられる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680332452224
  • NII論文ID
    130005064283
  • DOI
    10.2208/jscejcei.70.i_115
  • ISSN
    21856591
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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