高機能舗装を対象とした高速道路の路面管理基準に関する実証的研究

  • 宮﨑 文平
    大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻
  • 風戸 崇之
    西日本高速道路株式会社 技術本部技術部技術統括課
  • 濵梶 方希
    西日本高速道路株式会社 関西支社建設事業部技術計画課
  • 小濱 健吾
    大阪大学 大学院工学研究科
  • 貝戸 清之
    大阪大学 大学院工学研究科地球総合工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • AN EMPIRICAL STUDY OF THE ROAD SURFACE MANAGEMENT CRITERIA FOR POROUS ASPHALT PAVEMENT OF EXPRESSWAY

説明

近年,高速道路では標準的な舗装路面として高機能舗装が採用されている.これに伴い,密粒舗装が主流であった時期に策定された従来の路面管理基準では,舗装路面の状態を十分に評価することが困難となってきている.本研究では,評価長と評価指標という観点から現在の路面管理基準の妥当性と,最適な路面管理基準について検討する.具体的には,現在の我が国の道路舗装の維持管理における,路面性状調査の結果による健全度評価と現場の補修要否判断の乖離の問題を説明する.その際,密粒舗装と高機能舗装それぞれの劣化過程の相違に触れ,評価長と評価指標という観点から現在の路面管理基準の問題点を指摘する.その上で,供用中の高速道路で獲得された路面性状データを用いた実証分析を実施し,最適な路面管理基準について検証する.

収録刊行物

被引用文献 (5)*注記

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