日本におけるラウンドアバウトの実測最大交通量と交通容量の分析

DOI Web Site オープンアクセス
  • 神戸 信人
    株式会社オリエンタルコンサルタンツ 関西支店
  • 尾高 慎二
    株式会社オリエンタルコンサルタンツ 関西支店
  • 康 楠
    東京理科大学 理工学部 土木工学科
  • 中村 英樹
    名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻
  • 森田 綽之
    日本大学 理工学部 交通システム学科

書誌事項

タイトル別名
  • AN ANALYSIS ON ENTRY CAPACITY AND OBSERVED MAXIMUM TRAFFIC FLOWS AT ROUNDABOUTS IN JAPAN

説明

近年,我が国では,地域の自発的な取り組みによりラウンドアバウトの社会実験や導入事例が増え,平成25年6月には道路交通法の一部を改正する法律が成立し,ラウンドアバウトが環状交差点として法的に位置付けられた.一方,未だラウンドアバウトの導入事例が少ないため,ラウンドアバウトを導入する際に必要となる,自動車や横断歩行者・自転車の交通状況の実測値を踏まえた交通容量上の判断基準は明確になっていないのが現状である.本研究では,ラウンドアバウト運用のされている既存円形交差点やラウンドアバウト社会実験での観測データを用いて,実現交通量の特性を分析した上で,軽井沢町六本辻ラウンドアバウトで観測された交通容量に関する考察を行うとともに,提案されている横断歩行者等を考慮した流入部交通容量推定式との比較を行う.

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