書誌事項
- タイトル別名
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- Research on Difference of Seismic Damage Cases of Eaigawa River Embankment by More than Once Earthquakes and Effect of Restoration Measures
抄録
<p>江合川水系の河川堤防は1962年宮城県北部地震, 1978年宮城県沖地震, 2011年東北地方太平洋沖地震によって, 度重ねて甚大な被害を受けてきている.本研究では, これまでの江合川水系河川堤防の被害事例を収集整理し比較することにより, 被害を受けやすい箇所の特徴や, 止水や洗掘対策として施された対策工が地震被害に及ぼす影響の評価を行った.分析結果から河川改修工事完了から年月経過の浅い地震においては, 年代効果による強度発現が期待できず被害が卓越する傾向にあることがわかった.また, 止水や洗掘対策として施された止水矢板やコンクリート護岸工が, 地震被害を抑制することもあることが分かった.河川堤防は長大な線状構造物であるため, 地震対策を施すことはなかなか難しく, このような工法でもある程度の地震被害抑制効果があることは, 効率的に河川整備事業を進める上で重要な知見であると言える.</p>
収録刊行物
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- 日本地震工学会論文集
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日本地震工学会論文集 17 (2), 2_174-2_190, 2017
公益社団法人 日本地震工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680334222720
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- NII論文ID
- 130005683529
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- ISSN
- 18846246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可