書誌事項
- タイトル別名
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- FACTORS AFFECTING DEPOSITION AND RESIDUAL CONCENTRATION OF RADIOCESIUM IN SEDIMENT ON BANZU TIDAL FLAT
- バン ス ヒガタ ニ オケル ドジョウ エ ノ ホウシャセイ セシウム ノ タイセキ ・ ザンリュウ ニ エイキョウ オ アタエル ヨウイン ニ カンスル ケントウ
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抄録
干潟における福島第一原発事故由来の放射性セシウムの堆積・残留傾向を調べるため,千葉県木更津市の盤洲干潟において土壌放射性セシウム濃度の測定を行った.得られた土壌放射性セシウム濃度の最大値は70Bq/kg-乾土であり,周辺自治体が2011年当時に測定した土壌放射性セシウム濃度と半減期補正後に比較して同程度の値であった.また,134Cs/137Csの値は0.40~0.79となり,原発事故以前の放射性セシウムが残留していることが示唆された.放射性セシウム濃度に影響を及ぼす要因について,測定により得られた実測放射性セシウム濃度,原発事故由来と仮定した濃度,原発事故以前から存在したと仮定した濃度のそれぞれを目的変数としてステップワイズ法による重回帰分析を行ったところ,それぞれ異なる組み合わせの変数が選択されたが,強熱減量は全てのケースで選択された.
収録刊行物
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- 土木学会論文集G(環境)
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土木学会論文集G(環境) 71 (7), III_259-III_266, 2015
公益社団法人 土木学会