書誌事項
- タイトル別名
-
- Time-domain Signal Measurement using Oscilloscope
抄録
信号計測は,時間領域型と周波数領域型に大別できる.前者は,時間波形を計測する技術であり,個々の事象の特性を把握する上で有効である.後者は,対象信号の周波数情報を直接的に計測する技術であり,信号の周波数と検出レベルの関係を把握する上で有効である.本論文では,計測技術講座の第1回目として,オシロスコープを用いた時間領域の信号計測技術について解説する.信号計測においては,対象物にできるだけ影響を与えることなく,必要な情報を精度良く抽出することが求められるが,そのためには,信号計測技術の基本原理や適用範囲を事前に理解しておくことが重要である.以下,時間領域の信号計測の実施に際して把握すべき項目として,対象信号の種別,オシロスコープの基本原理・設定法,実環境での信号計測の留意点,更には,信号検出時のインタフェースとなるプローブ・センサ技術などを解説する.
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン
-
電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 2010 (12), 12_42-12_53, 2010
一般社団法人 電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680335067904
-
- NII論文ID
- 130000738475
-
- ISSN
- 21860661
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可