書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of Amplification Characteristics in Subsurface Structure with Inclined Bedrock based on Inversion of Autocorrelation Functions of Ground Seismic Motions
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説明
地表1地点の地震観測より得られる自己相関関数の逆解析から、傾斜基盤構造の増幅特性をどの程度推定できるかを2次元FEMで検討した。はじめに仮想サイトを対象に、直下地盤の1次元モデルが既知との前提のもと、正解となる2次元モデルの自己相関関数をターゲットとして、傾斜角と表層減衰を未知パラメタとした簡易2次元モデルの同定を行い、同定されたモデルによる増幅特性が元の2次元モデルによる正解値を概ね再現することを示した。つぎに、実サイトに本推定手法を適用し、その有効性を確認した。また、実観測記録の自己相関関数が、水平成層サイトでは1次元モデルで、傾斜基盤サイトでは2次元モデルで概ね説明できることを示した。
収録刊行物
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- 日本地震工学会論文集
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日本地震工学会論文集 16 (1), 1_19-1_31, 2016
公益社団法人 日本地震工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680335198848
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- NII論文ID
- 130005123707
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- ISSN
- 18846246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可