パーソナルエリアネットワークを進化させるミリ波技術と標準化活動

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  • Millimeter-Wave Technology and Standard Activity to Evolve Personal Area Network
  • パーソナルエリア ネットワーク オ シンカ サセル ミリハ ギジュツ ト ヒョウジュンカ カツドウ

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抄録

IEEE802.15.3c(TG3c)では,最低データレート2Gbit/s以上,オプショナルデータレート3Gbit/s以上を目指すミリ波パーソナルエリアネットワークの標準策定活動を進めている.2007年1月に行われたロンドン会議では標準方式の提案者が参照すべき,システム要求条件,選択条件,利用モデル,伝搬路モデルに関する文書がまとめられ,提案者を正式に募り,その意思表明を求めるCFI(Call For Intent)が正式発出された.その結果,総勢27社(名)からの意思表明があり,2007年5月会合にて各提案者の方式が示されることになっている.本論文では,IEEEにおけるミリ波WPANの標準化に話題を特化し,その標準策定の過程において重要となる利用モデル,伝搬モデルを中心に解説する.また早期ミリ波デバイスの国内普及を目指して,国内主要企業を中心に結成したミリ波実用化コンソシアムの活動概要ついても紹介する.

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