人間環境学研究:学としての可能性と教育システム理念としての意義

書誌事項

タイトル別名
  • A treatise of Human Environmental Studies ─ about its potentiality and possibility as Gaku and methodology of education system reformation
  • ニンゲン カンキョウガク ケンキュウ : ガク ト シテ ノ カノウセイ ト キョウイク システム リネン ト シテ ノ イギ

この論文をさがす

説明

人間環境学は近代的学問理念の挫折により矛盾状態におかれた大学の学問研究と教育システムとの本質的な改革を目指した、新しい学の理念である。公には人間環境大学とその大学院の設置計画書のみに確定されている。この計画書には京都大学人間・環境学研究科設置計画の理念を活かし、さらに発展させた独自の理念が確定されている。すなわち〈理念及び目的〉(1)人間存在および自然・社会の人間環境としての解明、(2)(1)を為しえる学問的方法の確立〈現下に為されるべき教育研究〉(1)学際的、総合的、全体的教育研究、(2)人類文明の直面する問題への取り組み、(3)上記を為しえる人材の人格的育成の5 つである。

収録刊行物

  • 人間と環境

    人間と環境 5 (0), 13-28, 2014

    河原学園 人間環境大学

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ