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Rgvedaにおけるsindhu-とその類語

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  • sindhu- and Its Synonyms in the Rgveda

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抄録

sindhu-はRgveda (RV)中に210回の用例(複合語を含む)を有するが,これは同文献に登場する河川に関わる語の中で,群を抜く数字である.当語は単数形で河川名「スィンドゥ」(恐らくインダス川に比定される)を意味する他,「河川」や「水流」の義の普通名詞としても,数を問わず広く用いられる.また,同文献において,河川に関連する語は主に女性形で語られるのに対し,sindhu-は男性形,女性形の双方が用いられる.しかしながら, -u-語幹の性質上,語形そのものから性を判断できない場合が多く,同語にかかる形容詞,代名詞及び関係代名詞が周囲に存在しない限り,性は確定できない.本稿では,はじめに,RVに言及される河川に関わる三種の語,sruti-「道」(<srav「流れる」),avani-「河床,河川」,nadi-「河川」を対象に分析し,各語がどのように流れる存在としてイメージされていたのか,並びに,それらが往時のインド・アーリヤ人達にとって,どのような生活上の意義を持っていたのかを考察する.次に,多種多様な文脈に言及されるsindhu-について,先に扱った各語との関係性にも着目しながら,その特徴を検証する.最終的に,同文献における河川観を総括する.

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