長方形断面コンクリートに対する中間帯鉄筋の横拘束効果

  • 堺 淳一
    東京工業大学大学院 日本学術振興会
  • 川島 一彦
    東京工業大学大学院理工学研究科土木工学専攻

説明

本研究では, 横拘束筋のコンクリートに対する拘束メカニズムを解明するために, 長方形断面に配置する中間帯鉄筋の効果に着目して, 横拘束筋で拘束したRC柱に対する-軸圧縮載荷実験を行った. 実験から, 同じ量の横拘束筋を配置するのであれば中間帯鉄筋の配置間隔を小さくする方がコンクリートの変形性能を向上する上で効果があることを明らかにした. さらに, 中間帯鉄筋の配置間隔がコンクリートの耐力や変形性能に及ぼす影響を定量的に評価するために, 中間帯鉄筋間において拘束力が低下することを取り入れた横拘束効果評価モデルを開発した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680360893440
  • NII論文ID
    130004294654
  • DOI
    10.11532/proee1997.26.905
  • ISSN
    18848435
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ