地中構造物の中柱滑り支承の効果
説明
地中ポックスカルバートの中柱上端に滑り支承を設置した場合の効果について, 1層2径間の実構造物を対象に, 非線形動的地震応答解析で検討した. その結果,(1) 滑り支承は, 中柱のせん断力・曲げモーメントを低減し, 構造系の崩壊を防止する.(2) 中柱のせん断力・曲げモーメントが低減されることから中柱の断面寸法を縮小できる.(3) 滑り支承の有無で隅角部の断面力・曲率の分布に大きな差異はないが, 直土圧は滑り支承有りの方が大きい. すなわち, 中柱が分担していた水平力を解放しても外力は偶角部の負担増として表れるのではなく地盤に分担されたものと解釈できる. これにより, L2対応の中柱の配筋量・断面寸法を減ずることが可能となり, より合理的な耐震設計になる.
収録刊行物
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- 地震工学研究発表会講演論文集
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地震工学研究発表会講演論文集 26 1089-1092, 2001
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680361767552
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- NII論文ID
- 130004294334
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- ISSN
- 18848435
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可