2層式ラーメン高架橋の簡易損傷度把握手法に関する基礎的研究

  • 上半 文昭
    鉄道総合技術研究所 東京大学生産技術研究所
  • 目黒 公郎
    東京大学生産技術研究所国際災害軽減工学研究センター

Description

著者らは, 常時微動などの簡単な振動計測による簡易損傷度把握手法の開発に取り組んでいる. ここでは, 構造物の損傷レベルと振動特性変化の関係を探るツールとして, 構造物の挙動を微小変形領域から大変形崩壊領域まで取り扱うことのできる破壊解析手法 (応用要素法: AEM) を採用し, 今後の研究への適用可能性を調べた. まず, 実在する2層式RCラーメン高架橋を対象として, 固有振動数と崩壊挙動をシミュレーションし, 観測記録に近い結果を得られることを確かめた. 次に, 構造物の損傷レベルと固有振動数変化の関係を分析する手法を示し, 構造物の損傷による振動特性の変化を分析した.

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680362157568
  • NII Article ID
    130004294267
  • DOI
    10.11532/proee1997.25.845
  • ISSN
    18848435
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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