神戸港における縦桟橋及びドルフィンの被害調査と静的弾塑性解析
説明
神戸港ポートアイランドのA桟橋及びBドルフィンについて、兵庫県南部地震による被害調査結果をまとめ、静的弾塑性解析により被災のメカニズムを検討した。縦桟橋であるA桟橋については、護岸に隣接する桟橋ブロックで杭頭部に法線直角方向の座屈と地中部に法線方向の座屈が認められた。また、Bドルフィンは護岸から離れた位置に建設されており、杭頭部の被害は少なかったが、海底面と置換砂層付近の2ヶ所に座屈が認められた。これらの構造物に対して静的弾塑性解析を実施し、被災原因の究明を行うとともに、地中部に作用した地震時側方土圧及び床版に作用した慣性力を評価した。
収録刊行物
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- 地震工学研究発表会講演論文集
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地震工学研究発表会講演論文集 24 697-700, 1997
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680362879488
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- NII論文ID
- 130004293940
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- ISSN
- 18848435
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可