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- 坂 なつこ
- 一橋大学社会学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Considering Eliasian Sport Studies in Japan
- スポーツ ニ オケル ブンメイカロン ノ カノウセイ ト コンゴ
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抄録
本稿では、日本におけるエリアス学派のスポーツ研究を概観し、そのインパクトや可能性について考察する。1980年代以降、スポーツ状況の多様化を受けて、体育・スポーツ研究は、新たな理論的枠組みを模索してきた。そのなかで、N.エリアスの研究はその理論的可能性を評価されてきた。しかし、スポーツ研究においては、「文明化の過程」、「自己抑制」、「暴力論」などが強調され、エリアスの社会学的方法論をそれらと結びつけ、理論構築する試みは限定的である。エリアスの文明化論や暴力論は、彼の社会学的方法論から導かれたものであり、伝統的な二元論や認識論を克服する試みでもあった。「スポーツ化」や「開かれた諸個人」といった概念を方法論から読み解くことによって、グローバリゼーションにおける新たなスポーツの可能性を考察する理論的枠組みを提示しうる。
収録刊行物
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- スポーツ社会学研究
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スポーツ社会学研究 19 (1), 39-40, 2011
日本スポーツ社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680375946240
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- NII論文ID
- 130005410871
- 40018797060
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- NII書誌ID
- AN10536172
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- ISSN
- 21858691
- 09192751
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- NDL書誌ID
- 11079098
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可