「クレアチン」並ニ「クレアチニン」ノ肝臟ヨリノ排泄及ビソノ母體ニ關スル研究

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • 第二篇 家兎正常肝臟並ニ障碍肝臟ニ於ケル「ク」體排泄ノ状况

説明

家兎正常肝臟ハ内因的「クレアチン」並ニ「クレアチニン」ヲ排泄シ、燐中毒時ニ於テハ排泄障碍サレ血中ニ停滞シ、兩物質ノ割合ハ膽汁、血中何レモ前者増大シ後者減少ス。而シテ靜耳脈或ハ門脈ヨリ負荷セル「クレアチン」或ハ「クレアチニン」ヲモ膽汁中ニ排泄シ、コノ際「クレアチニン」ハ肝臟通過ニ際シテ一部「クレアチン」ニ移行スルモノ、如シ。燐中毒時ニアツテハ負荷兩物質ノ排泄作用減退シ、「クレアチン」ハ耳静脈注射時ニ比シ門靜脈注射時特ニ著明ナル排泄障碍ヲ認ムルモ、「クレアチニン」ニ於テハカ、ル差異ナシ。星芒細胞汁填塞試驗ニ於テハ「ク」體排泄ニ影響ナク、肝臟ノ「ク」體排泄作用ハ肝實質細胞ノ主宰セルモノナルガ如シ。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680376723968
  • NII論文ID
    130003973456
  • DOI
    10.11405/nisshoshi1926.9.287
  • ISSN
    21851166
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ