京都工芸繊維大学における環境安全教育と環境安全教育デーの取組み

  • 山田 悦
    京都工芸繊維大学環境科学センター
  • 布施 泰朗
    京都工芸繊維大学環境科学センター
  • 柄谷 肇
    京都工芸繊維大学環境科学センター 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Environmental Safety Education and Education Day for Environment and Safety in Kyoto Institute of Technology
  • キョウト コウゲイ センイ ダイガク ニ オケル カンキョウ アンゼン キョウイク ト カンキョウ アンゼン キョウイク デー ノ トリクミ

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抄録

京都工芸繊維大学では「環境マインド」をもつ人材を育成することを目的として、環境マネジメントシステム(EMS)を構築し、2001年9月にISO14001を正式認証取得した。教職員に加えて研究室に配属されている4回生と大学院生を構成員としている。環境関連の講義科目に加え、EMSの教育・研修として毎年4月に「基本研修」を全構成員対象に行い、その後、実験系サイトの教職員、学生に排水管理、化学物質・高圧ガス管理、液体窒素の取扱い、及び廃液の分別と処理法などに関する「実験系サイト研修」を行っている。2005年からは9月に「作業環境測定に関する講習会」を行い、大学院生が中心となり検知管を用いて作業環境測定を行っている。毎年10月中旬には「緊急事態対応訓練」として、消火器を用いての消火、避難などの訓練を行っている。2012年度からは4月の第4水曜日を『環境安全教育デー』とし、通常の講義は行わず、全学で環境安全教育に取り組む日とし、これまでの教育研修に「非実験系サイト研修」や1回生への「防災訓練」などを加え、「環境安全マインド」をもつ人材育成に努めている。

収録刊行物

  • 環境と安全

    環境と安全 4 (3), 229-235, 2013

    大学等環境安全協議会

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