書誌事項
- タイトル別名
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- Toxicity effects of heavy metals on Delayed Luminescence in the green alga <i>Pseudokirchneriella subcapitat</i><i>a </i>
- 緑藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)の遅延発光による重金属類の毒性評価
- リョクソウルイ(Pseudokirchneriella subcapitata)ノ チエン ハッコウ ニ ヨル ジュウキンゾクルイ ノ ドクセイ ヒョウカ
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説明
<p>近年、大学等の排水管理において、複数生物種によるバイオアッセイを利用した評価・管理の重要性が議論されている。本研究では、藻類遅延発光を活用した藻類発光阻害試験の導入を目指し、遅延発光への影響が明らかになっていない鉛、クロム、セレン、ニッケルの4種重金属類を藻類発光阻害試験により評価した。</p><p>鉛、クロム、ニッケルは藻類の遅延発光を強く阻害しており、特に鉛とニッケルの影響は、光合成組織への作用が強く関係していることが示唆された。また、セレンに関しては、遅延発光への阻害影響などはみられなかった。結果から、藻類発光阻害試験は鉛、クロム、ニッケルに対して高い感度を持っていることが示されたが、セレンに関しては、より高濃度での曝露試験から、その挙動を明らかにする必要がある。</p>
収録刊行物
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- 環境と安全
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環境と安全 8 (3), 141-148, 2017
大学等環境安全協議会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680378480000
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- NII論文ID
- 130006216915
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- NII書誌ID
- AA12480623
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- ISSN
- 21863725
- 18844375
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- NDL書誌ID
- 028733082
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可