書誌事項
- タイトル別名
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- Phase Operator in Quantum Mechanics. Phase and the Numer-Phase Uncertainty of the Electromagnetic Field.
- リョウシ リキガク ニ オケル イソウ エンザンシ デンジバ ノ イソウ コウ
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説明
電磁場に関する不確定性関係の一つとして,光子数と位相の関係ΔnΔφ≧1/2がよく知られ,かつ用いられてきた.しかし一方,その根拠となる電磁場の位相の演算子φ^^^のエルミート性が成り立たたないことも知られていた.また,最近の光のスクイーズド状態の発生や量子干渉,観測問題などの研究では,少数光子状態の位相が問題にされるようになってきた.しかし,その領域ではexp[±iφ^^^]のユニタリー性からのずれが大きくなる.これらの困難は光子数スペクトルに下限があるために生じる.最近,PeggとBarnettは新しいエルミート位相演算子を提案した.その根拠に関して議論もある中,すでにこれを用いた多くの応用計算が行われている.そこで,新しいPeggとBarnettの演算子を中心に,位相演算子の問題について解説する.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 49 (8), 643-649, 1994
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680380970624
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- NII論文ID
- 130004180634
- 110002066284
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 3888660
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可