電波銀河のX線観測  現在と過去の活動

書誌事項

タイトル別名
  • X-Ray Observation of a Radio Galaxy : Past and Current Activities
  • デンパ ギンガ ノ Xセン カンソク ゲンザイ ト カコ ノ カツドウ

この論文をさがす

抄録

宇宙の初期から現在にかけて,明るい活動銀河核の数は大幅に減少しており,これは個々の活動銀河核が暗くなったためと考えられている.我々はこのような活動銀河核の実例として,電波銀河Fornax Aを調べた.電波銀河のローブは過去の活動性の名残を,中心核のX線は現在の活動性を表すので,両者を比較すると活動性の変化がわかる.さらに,我々はローブからの逆コンプトンX線を使って活動が停止した時期の上限をO.03Gyrと見積もった.

収録刊行物

  • 日本物理学会誌

    日本物理学会誌 55 (6), 427-430, 2000

    一般社団法人 日本物理学会

参考文献 (19)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ