ミュオン磁気能率測定は標準理論の破れを検出したか?

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タイトル別名
  • Does Muon g-2 Detect a Pin Hole in the Standard Model?
  • サイキン ノ ケンキュウ カラ ミュオン ジキ ノウリツ ソクテイ ワ ヒョウジュン リロン ノ ヤブレ オ ケンシュツ シタ カ

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抄録

E821実験グループは, 米国ブルックヘブン研究所(BNL)でミュオンの異常磁気能率の精密測定を行ってきた.1999年までに得られた正電荷ミュオン異常磁気能率の測定値αμ(exp)と最新の理論値αμ(SM)との比較の結果, 測定値が2.6σ(標準偏差)だけ標準理論より大きいという結果を得た.ここでは, 如何にして今回の超精密測定が可能になったのかを中心に述べたい.

収録刊行物

  • 日本物理学会誌

    日本物理学会誌 56 (11), 848-852, 2001

    一般社団法人 日本物理学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (9)*注記

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