流体模型によるプラズマの計算機実験

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  • リュウタイ モケイ ニ ヨル プラズマ ノ ケイサンキ ジッケン

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流体模型によるプラズマの計算機実験を, 数値計算法に力点を注いで概説した。流体模型の場合に特に問題になる, 非線形偏微分方程式の弱い解を, 簡単な例題によって示した。微分方程式を差分式に直した時問題になる, 差分式の精度, consistency の条件, 収束条件および安定性の条件を例題でその考えカを示し, 非線形のときについての現在までの主な結果を列挙した。具体的問題として, Vlasov 方程式の計算機実験の方法を, 直接法, 特性曲線法, ラグランジュ形式法, 直交関数展開法などに分類して綜合的に述べた。ピンチ現魚の計算機実験の現在までの方法を簡単にまとめた。以上の研究の主要文献のリストを掲げたが, その他のプラズマの計算機実験の文献は, 文献リストの 2)を参照されたい。

Journal

  • Butsuri

    Butsuri 24 (5), 294-302, 1969

    The Physical Society of Japan

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