生活者視点からみた家庭用化学品の人体リスク評価システムの開発

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タイトル別名
  • Development of Human Risk Evaluation System of Household Chemical Products Based on Consumers' View Points

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抄録

生活者が日常的に使用する化学物質を配合した家庭用化学品に対しては,リスク評価システムの体系化研究やリスク評価研究が不十分であり,時として人体被害が報告されている。そこで,家庭用化学品の人体への健康被害を未然に防止することおよび新生活提案型家庭用化学品を企画デザインする際に活用されることを目的として,生活者視点に基づいた家庭用化学品の人体リスク評価システムの開発を行った。具体的には,(1)生活者の使用実態調査から暴露量を把握し評価する市販前のリスク評価,(2)市販後,実際の使用場面で発生した生活者からの苦情情報などを取り込んだ市販後のリスク評価,(3)リスク評価結果に基づいてリスクを低減化するための製造業者から生活者に実施するリスクコミュニケーションの検討を含めたリスクマネジメント,の3つのプロセスからなる総合的な人体リスク評価システムの提案である。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 49 (3), 27-34, 2002

    一般社団法人 日本デザイン学会

参考文献 (20)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680387501184
  • NII論文ID
    110003824859
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.49.27_2
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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