書誌事項
- タイトル別名
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- Serotonergic control of prediction and decision making (perspective from basic research)
- セロトニン神経系による予測と意思決定の制御 : 基礎的知見から
- セロトニン シンケイケイ ニ ヨル ヨソク ト イシ ケッテイ ノ セイギョ : キソテキ チケン カラ
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抄録
セロトニン神経系による予測と意思決定の制御機能の1つとして衝動性との関わりが考えられる。これまでの研究から,中枢セロトニン神経系は将来起こりうる罰・嫌悪の予測に基づいて動物の行動を抑制することに関与することが示されている。行動抑制の障害は衝動性の亢進を引き起こすと考えられる。しかしながら,これまでの研究からセロトニンの関与が示された衝動性の中には,セロトニンの嫌悪刺激に基づく行動抑制としての働きで説明が困難なものも存在する。我々のグループはラットを用いた実験から,遅延報酬を獲得するための待機行動にはセロトニン神経活動の活性化が必要であることを見出した。我々は報酬獲得の目的のために辛抱強く待つことを「報酬予期に基づく待機行動」と定義し,セロトニン神経は「報酬予期に基づく待機行動」と「嫌悪予測に基づく行動抑制」の両方に関与しているという仮説を提案する。
収録刊行物
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- 日本生物学的精神医学会誌
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日本生物学的精神医学会誌 24 (2), 95-100, 2013
日本生物学的精神医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680389194624
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- NII論文ID
- 130005395505
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- NII書誌ID
- AA12468060
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- ISSN
- 21866465
- 21866619
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- NDL書誌ID
- 024800117
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可