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- 工藤 喬
- 大阪大学保健センター精神科
書誌事項
- タイトル別名
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- Practical Pharmacology for Dementia
- ニンチショウ ヤクブツ リョウホウ ノ ジッサイ
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説明
認知症,特にアルツハイマー病の根本治療薬,いわゆる Disease-modifying drugs の開発が近年精力的に進められているが,臨床治験成績で芳しいものは未だ上がっていない。したがって,現状のアルツハイマー病に対する薬物療法として,Symptomatic drugs,すなわちドネぺジル,ガランタミン,リバスチグミン,あるいはメマンチンにしばらくは頼らざるを得ない。2011 年 WFSBP は Guidelines for the Biological Treatment of Alzheimerʼs disease and other dementias を発表し,Symptomatic drugs の使用について指針を示している。ドネぺジルは,一番初めに臨床使用が始まったコリンエステラーゼ阻害薬であるが,acetylcholine esterase の選択性や長い半減期が特徴である。ガランタミンは,コリンエステラーゼ阻害作用のほかに,ニコチン性受容体にアロステリック作用を持つのが特徴である。リバスチグミンは, acetylcholine esterase に対する作用ばかりでなく butyrylcholine esterase に対する作用を持つのが特徴である。メマンチンは,グルタミン酸 NMDA 受容体アンタゴニストであり,グルタミン酸による神経障害を抑止する。これらの特徴を踏まえて,Symptomatic drugs を使い分ける必要がある。
収録刊行物
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- 日本生物学的精神医学会誌
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日本生物学的精神医学会誌 25 (1), 3-6, 2014
日本生物学的精神医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680389527680
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- NII論文ID
- 130005395436
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- NII書誌ID
- AA12468060
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- ISSN
- 21866465
- 21866619
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- NDL書誌ID
- 025444835
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可