CADのプログラム構築の違いによる作図時間の比較
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- 松山 正彦
- 名古屋女子大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparisons of the Time Required to Use Some Computer Aided Design
抄録
市販のCADシステムを取り上げ,どのようなプログラム構築にすると,初心の利用者にとっても,操作し易く,短時間に綺麗に図面が描けるか,比較実験した。居住空間をCRTの画面に割り付ける作業で,居住空間の大きさと位置を,キーボードから座標値で入力指定する方法と,居住空間の左上と右下の点をマウスで指定し,割り付ける方法との間に,所要時間の差は無かった。居住空間を割り付けた画面に,居住パターンなどを描き込む作業は,マウスを使用して指定するより,パターンの番号と座標値によって指定する方法が,より短時間に作業できた。表題欄に必要事項を書き込む作業は,キーボードからの指定数値単位ごとに移動できる,図形カーソルによって記入位置を指定する方法が,正確な位置に短時間で作業できることが分かった。
収録刊行物
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- デザイン学研究
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デザイン学研究 1990 (80), 33-38, 1990
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680389760256
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- NII論文ID
- 110008444341
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- ISSN
- 21865221
- 09108173
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可