-
- 束村 康文
- 東京都立大研究生
書誌事項
- タイトル別名
-
- Southward Deviation of the Polar Frontal Zone in East Asia in the Summers of the Early 19th Century
- 19セイキ ゼンハン ニ ミラレタ ヒガシ アジア ニ オケル カキ ノ カン
この論文をさがす
説明
本研究では小氷期末の19世紀前半をとりあげて,東アジアの夏季の寒帯前線の出現位置と出現頻度を復元し,当時の乾湿分布との関係を議論した.寒帯前線位置の復元は,19世紀前半の毎日の天気分布図(風,寒暖の記録を含む)について類似している現在の天気分布図を捜し出し,それに対応した現在の総観天気図中の寒帯前線位置を採用するという方法をとった.6月から9月まで,寒帯前線帯の位置の推移を調べた結果,冷涼な年代である1825~1840年はそれ以前の1815~1824年に比べて,盛夏期へ入る際の前線帯の北上の時期が遅れていた.また,8月にも前線の南下が数度あり,9月においては寒帯前線が南偏することが多かった.これらの寒帯前線によって,東アジアの湿潤域は,1825~1840年には華中と日本に出現することが多かった.
収録刊行物
-
- Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron
-
Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 63 (9), 577-592, 1990
公益社団法人 日本地理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680399867904
-
- NII論文ID
- 110000521340
-
- NII書誌ID
- AN1016484X
-
- ISSN
- 21851735
- 00167444
-
- NDL書誌ID
- 3676156
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可