単純疱疹を疑った固定薬疹の一例

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タイトル別名
  • A Case of Fixed Drug Eruption in which Herpes Labialis was Suspected
  • 症例報告 単純疱疹を疑った固定薬疹の一例
  • ショウレイ ホウコク タンジュンホウシン オ ウタガッタ コテイヤクシン ノ イチレイ

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抄録

16歳の女性。両側鼻孔部および口唇部に水疱が出現した。以後,症状の軽快と再発を繰り返したため単純疱疹疑いで当院に紹介来院した。医療面接で月経時の鎮痛薬の内服翌日には症状が発現していることが判明した。皮膚粘膜移行部の水疱形成,同部に一致した色素沈着と服薬歴より鎮痛薬による固定薬疹と診断した。口唇の固定薬疹は単純疱疹と類似しているので,鑑別が非常に重要と考えられた。

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参考文献 (1)*注記

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