免疫不全の背景が明らかでないEBV関連リンパ増殖症に対し,リツキシマブ単剤投与を行った1男児例
書誌事項
- タイトル別名
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- Rituximab Monotherapy for EBV-related Lymphoproliferative Disease in Immunocompetent Boy
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説明
生来健康で,易感染性や免疫不全症を疑わせる家族歴のない12歳男児.半年間持続する間欠的な発熱と倦怠感,頸部リンパ節腫大を主訴に来院した.頸部リンパ節生検を行いEBV関連リンパ増殖症 (EBV-B-LPD) と診断した.ステロイド投与により一時的に症状は軽快したが,ステロイドの減量に伴い,左頸部,左腋窩,右頸部~鎖骨上リンパ節とリンパ節腫大は移動して再燃した.ステロイド開始から4か月の時点で行った末梢血フローサイトメトリーではCD19(+), CD27(+)からなるmemoryB細胞分画が著減しており,分類不能型免疫不全症が疑われたが,低ガンマグロブリン血症は認めなかった.発症から2年4か月,リツキシマブを投与したところ,腫大したリンパ節は著しく縮小し,ステロイドは減量中止した.リツキシマブ投与から2年が経過し,症状の再燃は認めていない.
収録刊行物
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- 日本小児血液・がん学会雑誌
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日本小児血液・がん学会雑誌 52 (2), 154-159, 2015
日本小児血液・がん学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680402005504
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- NII論文ID
- 130005095683
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- ISSN
- 21895384
- 2187011X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可