701. 若干の南ダコタ Deadwood 層産後期カンブリア紀三葉虫の個体発生

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タイトル別名
  • 701. ONTOGENIC STUDIES OF A FEW UPPER CAMBRIAN TRILOBITES FROM THE DEADWOOD FORMATION, SOUTH DAKOTA
  • 若干の南ダコタDeadwood層産後期カンブリア紀三葉虫の個体発生〔英文〕
  • ジャッカン ノ ミナミ ダコタ Deadwoodソウサン コウキ カンブリアキ

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抄録

Elvinia roemeri (SHUMARD), Cliffia typica, n. sp., Irvingella major ULRICH and RESSERならびにCameraspis convexa (WHITFIELD)の個体発生について記述した。前2者に関してはほゞ完全な発生各期の解析ができ, その結果E. roemeriとI. majorとはきわめてよく類似した経過をたどることから, 共通祖先をもつグループに属することが明らかになった。C. convexaの後期メラスピスはDunderbergia属のそれと大変よく似ており, convexaがこの属からの直接の分枝であると考えてよい。C. typicaの初期発生過程はPonumia obscura (LOCHMAN), Housia canadensis WALCOTT, Aphelotoxon sp.などと比較でき, いずれも共通の祖先株をもつものとみられる。

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