完全内臓逆位の慢性膵炎患者に膵管ステント留置を行った1例

DOI Web Site オープンアクセス
  • 本田 英明
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科
  • 宮谷 博幸
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科
  • 池田 正俊
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科
  • 牛丸 信也
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科
  • 高松 徹
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科
  • 吉田 行雄
    自治医科大学附属さいたま医療センター/消化器科

書誌事項

タイトル別名
  • Pancreatic stenting perhormed in a chronic pancreatitis patient with complete situs inversus

この論文をさがす

説明

症例は66歳,男性。完全内臓逆位あり。<br> 慢性膵炎の急性増悪で入院となり,保存的治療で軽快した。精査目的のERCPを左側臥位で施行した。膵尾部主膵管が不規則に拡張しており,慢性膵炎の所見と判断した。膵炎予防目的に膵管ステントを留置すると造影剤は速やかに排出し,膵炎を合併することなく,第27病日に退院となった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ