動作分析と東洋医学的観点から考察した 書痙患者2症例に対する鍼治療

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局所性ジストニアの一つである書痙患者2症例に対して,書字評価テストと自覚的評価によって症状の評価をおこない,週に1回の間隔で鍼治療をおこなった。症例1は,67歳,男性,右利き,元中学校教師。平成8年頃から書字に違和感を認めるようになった。症例2は,67歳,女性,右利き,元書道家。平成9年頃から書字困難を認めるようになった。初診時の両症例は,書字評価テストにおいて書字および描画ともに困難を認めていた。そのため,罹患側上肢の筋活動のバランスの改善を目的に上肢区,罹患側上肢の腕神経叢に対してのアプローチを目的に足陽明胃経の気舎穴,書字中の不随意運動の軽減を目的に足少陽胆経の風池穴へ鍼治療をおこなった。その結果,症例1は鍼治療3回目に,症例2は鍼治療5回目に書字動作が円滑になり,症状の改善が認められた。このことから,書痙患者に対して鍼治療が有効であることが示唆された。<br>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282680415315712
  • NII Article ID
    130004597560
  • DOI
    10.11542/icpt.2.28
  • ISSN
    13478745
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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