術前に内視鏡的経鼻膵管ドレナージチューブを留置し安全に膵腫瘍核出術を施行し得た1例

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  • 小林 規俊
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 藤沢 信隆
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 高橋 宏和
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 米田 正人
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 藤田 浩司
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 藤沢 聡郎
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 阿部 泰伸
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 稲森 正彦
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 河村 晴信
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 桐越 博之
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 島村 健
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 窪田 賢輔
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 斉藤 聡
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 中島 淳
    横浜市立大学大学院医学研究科／分子消化管内科学講座
  • 嶋田 紘
    横浜市立大学大学院医学研究科／消化器病態外科学講座
  • 上野 規男
    横浜市立大学大学院医学研究科／附属病院内視鏡室

書誌事項

タイトル別名
  • A case of successful resection of the islet cell tumor of the pancreas during endoscopic nasopancreatic drainage (ENPD) before the operation

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説明

内視鏡的経鼻膵管ドレナージ（endoscopic nasopancreatic drainage : ENPD）および内視鏡的膵管ステント留置（endoscopic pancreatic stenting : EPS）は一般的に膵囊胞，膵石を伴う慢性膵炎の症例に施行される処置である。今回我々は術前にENPDチューブを留置し，膵腫瘍核出術を施行した1例を経験した。ENPDチューブの留置で触診や術中超音波にて主膵管の確認が容易となること，十二指腸切開などの術中操作を必要としないことなど，核出術の補助として有用な処置と考えられるため報告する。

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