PPI抵抗性胃噴門部潰瘍の1例

  • 中村 龍太
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 小田原 俊一
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 内山 幹
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 石井 宏則
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 相澤 摩周
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 佐藤 憲一
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 飯沼 俊朗
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 小井戸 薫雄
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 山根 建樹
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 石井 隆幸
    東京慈恵会医科大学/内視鏡部
  • 小峯 多雅
    東京慈恵会医科大学/病理
  • 藤瀬 清隆
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)
  • 田尻 久雄
    東京慈恵会医科大学/消化器・肝臓内科(柏病院)

書誌事項

タイトル別名
  • A case of refractory gastrocardiac ulcer

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抄録

Helicobacter pylori除菌およびproton pump inhibitor (PPI)の極量連続8週投与にても治癒せず,経過中著明な周堤様隆起が発現した下掘れ型の胃噴門部潰瘍例を経験した。同潰瘍はPPIの長期投与後瘢痕化したが,減量にて再発をきたした。難治の要因として胼胝化や機械的な刺激を受けやすい部位であることなどが考えられ,経過中の隆起は肉芽組織の増生,残存による現象と推察された。

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