隆起型を呈した胃follicular lymphomaの1例

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  • A case report of gastric follicular lymphoma which presented a protruded lesion

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症例74歳男性。健診でCEA7.4mg/dlと上昇を認め,上部消化管内視鏡検査を施行したところ,胃体上部前壁に直径20mm大の頂部に陥凹を伴う隆起性病変を認めた。内視鏡像からはGISTを考えたが,生検結果では悪性リンパ腫が疑われ,腹腔鏡下胃部分切除術施行となった。切除標本ではCD10,CD20,bcl-2が陽性で,Follicular lymphoma(B-cell)と診断された。所属リンパ節の転移を認め,慎重な術後の経過観察が必要と考えられた。

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