パラメトリックな方法とノンパラメトリックな方法による距離関数の比較

書誌事項

タイトル別名
  • A Comparison of Parametric and Non-Parametric Distance Functions
  • A Case Study of Japanese Public Hospitals
  • 日本の公立病院の例

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説明

本稿の目的は,包絡分析法(DEA)と修正最小二乗法(COLS)によりわが国の公立病院の技術効率性を計測することと,それら2つの方法から求められた技術効率性を比較することである。そのために,産出指向の距離関数と投入指向の距離関数の2つを,それら2つの推定方法で推定している。結果としては次のことが得られた。計算された技術効率性の平均は,修正最小二乗法による産出指向の距離関数の場合は60.2%,修正最小二乗法による投入指向の距離関数の場合は72.1%,産出指向モデルのDEAによる場合は88.4%,投入指向モデルのDEAによる場合は88.9%であった。また,同じ方法で計算された技術効率性は,産出指向モデルと投入指向モデルの間の相関は高いが,異なった方法で計算された技術効率性の相関は,同じ方法で推計されたものよりも,低くなることがわかった。

収録刊行物

  • Iryo To Shakai

    Iryo To Shakai 13 (1), 83-95, 2003

    The Health Care Science Institute

被引用文献 (4)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680425106304
  • NII論文ID
    130004597743
  • DOI
    10.4091/iken1991.13.1_83
  • ISSN
    09169202
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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