鉄筋ガス圧接部の超音波探傷検査法の実用性

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タイトル別名
  • APPLICABILITY OF ULTRASONIC INSPECTION TO GAS PRESSURE WELDING OF REINFORCING BARS

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説明

鉄筋ガス圧接部の品質への信頼性を高める手段として, 超音波探傷検査が注目を集めている。その実用性を確認すべく, 首都高速道路公団の工事現場において, 16000余か所の圧接部を対象に試験を行った。超音波探傷検査は全数検査とし, そのうち370か所については, 切取り供試体による引張試験も併せて実施した。その結果, 本検査法は不良圧接部の摘出に有効な方法であるとともに, 圧接部全般の品質向上にも効果を期待できることが示唆された。また別途, 個人差による測定値のばらつきについての試験を実施し, 合否判定基準の一案を導いた。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 19 (12), 30-35, 1981

    Japan Concrete Institute

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