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- 小林 一輔
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Ammonia Generation from Concrete and Countermeasures
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説明
コンクリートから発生するアンモニアは, 美術館の収蔵庫に保管されている文化財の変色を引き起こすとともに, 半導体や液晶を製造するクリーンルームの汚染源となる。本文は, コンクリートから発生するアンモニアに関する既往の研究の動向を取りまとめたものである。コンクリートからのアンモニア発生は, 素材であるセメントや骨材中に存在する窒化物とアンモニウムイオンを含む粘土鉱物や雲母などの層状珪酸塩に起因すること, 石灰石は上述のようなアンモニア発生物質を含んでいないこと, などの知見に基づいて, コンクリートからのアンモニア発生の対策を示したものである。
収録刊行物
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- Concrete Journal
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Concrete Journal 38 (11), 22-28, 2000
Japan Concrete Institute
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680430303104
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- NII論文ID
- 130004399046
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3MXislOntw%3D%3D
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- ISSN
- 03871061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可