東海北陸自動車道飛騨トンネル避難坑工事

  • 森山 守
    中日本高速道路 (株) 名古屋支社清見土事事務飛騨工事区
  • 海瀬 忍
    (株) 高速道路総合技術研究所道路研究部トンネル研究室
  • 築地 功
    飛島建設 (株) 名古屋支店道公天生作業所
  • 平間 昭信
    飛島建設 (株) 技術研究所第三研究室

書誌事項

タイトル別名
  • 吹付けコンクリートによる二次覆工

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説明

飛騨トンネルは, 東海北陸自動車道最後の未開通区間である飛騨清見IC~白川郷IC間に位置する全長10.7kmの山岳道路トンネルであり, 道路トンネルとしては関越トンネルに次いで国内2番目 (世界第7位) の長さとなる長大トンネルである。一般に, トンネルの二次覆工は打込みコンクリートにより施工されるが, 飛騨トンネル避難坑においては, 地質状況の複雑さから多くの支保パターンで構成されており, 避難坑の全線を従来のコンクリート覆工で施工する場合には, 多種多様の型枠が必要となり, 不経済となる。このことから, 二次覆工に従来の覆工コンクリートと同等以上の性能を有する高強度繊維補強吹付けコンクリートを全線に適用し, 施工した。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 46 (4), 49-53, 2008

    Japan Concrete Institute

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