書誌事項
- タイトル別名
-
- Alkali-Silica Reactivity of Lightweight Aggregates and Proposal of ASR Assessment
- ジンコウ ケイリョウ コツザイ ノ アルカリシリカ ハンノウセイ ト ソノ ヒョウカ シュホウ ノ テイアン
この論文をさがす
抄録
人工軽量骨材のアルカリシリカ反応 (ASR) に関連して, 人工軽量骨材コンクリートのASRによる劣化事例と現行のASR判定試験法の適否にっいて述べるとともに, わが国で現在使用されている人工軽量骨材の岩石・鉱物学的特徴とASR試験の判定結果との関係にっいて解説した。人工軽量骨材のASR試験の結果より, 一部の軽量骨材では化学法 (JIS A 1145) でアルカリを多量に溶出するものがあり, 「無害でない」と判定されたが, モルタルバー法 (JIS A 1146) では大きな膨張は発生せず, 「無害」と判定された。また, コンクリートバー法による評価では, 促進養生条件 (養生温度, 内在または外部からのアルカリ供給量など) との関係より, 2, 3の人工軽量骨材は骨材の殻の内外にASRゲルの生成が観察されたが, 骨材中の気孔によりASRゲルの膨張圧が大きく緩和されたため, 人工軽量骨材コンクリートにはひび割れの発生を伴う膨張は認められなかった。以上のことより, 一連のASR試験結果を総合的に比較検討して, 軽量骨材に適したASR試験法の提案を行った。
収録刊行物
-
- Concrete Journal
-
Concrete Journal 46 (10), 3-9, 2008
Japan Concrete Institute
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680430697600
-
- NII論文ID
- 10024260912
-
- NII書誌ID
- AN00094169
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1cXhtlOns7fK
-
- NDL書誌ID
- 9671297
-
- ISSN
- 03871061
- http://id.crossref.org/issn/03871061
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可