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- 森 博嗣
- 名古屋大学大学院 工学研究科 建築学
書誌事項
- タイトル別名
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- Analytical Study on Consistency Tests of Fresh Concrete
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説明
フレッシュコンクリートに関するレオロジー的な研究が盛んに行われるようになったが, 現状では多くのレオロジー試験は厳密すぎて, 不均質なコンクリートに簡単に適用することができない。また, コンクリート工事の現場では, 依然としてスランプ試験が行われている。スランプ試験も, 材料の力学性質を調べていることには変わりはないが, 試験を行う目的, つまり, 力学的な意味が明確に理解されていないことが, フレッシュコンクリートの品質評価を合理的に行うための一つの障害となっている。本稿では, フレッシュコンクリートの代表的なコンシステンシー試験によって測定されている材料性質の力学的 (レオロジー的) な意味を検討した幾つかの研究を紹介し, これらの評価試験の意義と問題点, さらに, コンシステンシー評価試験の今後のあり方について述べる。
収録刊行物
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- Concrete Journal
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Concrete Journal 34 (12), 9-15, 1996
Japan Concrete Institute
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680431785856
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- NII論文ID
- 130004398677
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- ISSN
- 03871061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可