鶴見つばさ橋主塔橋脚耐震補強工事

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  • 工事記録 鶴見つばさ橋主塔橋脚耐震補強工事
  • コウジ キロク ツルミツバサバシシュトウ キョウキャク タイシン ホキョウ コウジ

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抄録

首都高速道路の代表的な長大吊構造系橋梁のひとつである鶴見つばさ橋において, 主塔橋脚の中空SRC構造部のせん断耐力向上を目的とした炭素繊維シート巻立てによる耐震補強工事が行われた。設計においては, 複雑な断面のSRC構造であることから, 補強前のせん断耐力, 外周のみに巻き立てた場合の補強効果に着目し, 縮小模型の載荷実験を行った。施工においては, 低温時や湿潤面に対する接着性の観点からアクリル樹脂を選定し, 低温下での引張試験と温冷繰返し後の付着試験等を行い, 性能を確認した。また, 景観性を考慮して設けられているスリット部への繊維シートの貼付け方や, 大規模断面に対するシートの割付けについて検討した。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 44 (12), 48-54, 2006

    Japan Concrete Institute

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