打放しコンクリート建築の或る系譜

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タイトル別名
  • A Genealogy of Finished Concrete Architecture

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説明

打放しコンクリート建築の是非論は, 古くて新しいテーマであり, 文化的価値の高い近代建築の保存問題からも議論を呼んでいる。この問題を, 鉄筋コンクリート建築の原点に還って, 文化的側面から考察してみたい。<BR>ここでは, コンクリート建築の先駆者・オーギュスト・ペレの名作が日本のアントニン・レーモンドに与えた大きな影響, さらに弟子の増沢洵に引継がれた信念を, ひとつの系譜とみて彼らの作品に辿ってみる。

収録刊行物

  • Concrete Journal

    Concrete Journal 39 (7), 25-30, 2001

    Japan Concrete Institute

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