書誌事項
- タイトル別名
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- P 3 during the auditory passive oddball paradigm with an infrequent-stimulus probability of 0.10
- ジュドウテキ ナ チョウカク オドボール パラダイム ニ オケル P3 テイヒンド シゲキ ノ シュツゲン カクリツ 10パーセント ニ オケル ケントウ
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説明
聴覚オドボール・パラダイムの受動的条件で惹起された事象関連電位P3成分について, 能動的条件のP3と比較した.先の研究 (宮島・恵羅, 1999) では, 刺激としてトーン・バースト対 (500/3000Hz) を用いて低頻度刺激の出現確率をp=0.20に設定した場合, 受動的条件でP3は出現しなかった.本研究では, 低頻度刺激の出現確率をp=0.10に設定し, 同一刺激対を用いた実験を施行した・その結果, 受動的条件において, 能動的条件に比べて低振幅ではあるが, 同じ潜時および頭皮上分布でP3の出現が認められた.本研究の結果より, 刺激出現確率が受動的条件におけるP3成分の出現に強く関与していること, ならびに刺激の課題関連性はP3振幅に対して強く影響するが潜時には影響しないことが確認された.
収録刊行物
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- Japanese Journal of Physiological Psychology and Psychophysiology
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Japanese Journal of Physiological Psychology and Psychophysiology 18 (3), 257-263, 2000
Japanese Society for Physiological Psychology and Psychophysiology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680434771584
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- NII論文ID
- 130004698490
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- NII書誌ID
- AN10091236
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- NDL書誌ID
- 5632096
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- ISSN
- 02892405
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可