<b>有機ガラス形成物質の冷却,加熱過程における </b><b>ガラス転移温度の予測 </b><b>ガラス形成低分子,高分子の一般的な緩和時間の予測(第2 報)</b><b><sup>*1 </sup></b>

書誌事項

タイトル別名
  • <b>Estimation of Glass Transition Temperature in Heating and Cooling </b><b>Process by General Law of Relaxation Time </b>(<b>Part 2</b>)

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説明

ガラス転移は熱力学的な定義による相転移ではなく非平衡凍結現象であり,その本質は緩和現象である。したがって緩和時間がガラス転移現象を記述する最も基本的な物性値の一つであると言える。本稿では,著者が提案した緩和時間の温度依存性の関係式を用いて,冷却,昇温過程でのガラス転移温度(Tg)の予測を試みた。その結果,冷却,昇温速度とTg の関係を見出すことができた。また本予測式とWLF 式との比較を行った結果,本予測式はWLF 式に比べてより広い温度域にわたり緩和時間を予測できることが明らかになった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680436427392
  • NII論文ID
    130004692188
  • DOI
    10.11364/networkpolymer.35.167
  • ISSN
    2186537X
    13420577
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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