<b>(チオ)ウレタン構造をもつヒマシ油を基盤とするアルコキシシリル基による架橋系ポリマーの接着性評価 </b>

書誌事項

タイトル別名
  • <b>Adhesive Property Evaluation of Castor-Oil-Based Alkoxysilyl-Terminated </b><b>Crosslinkable Prepolymers with (Thio)Urethane Structures </b>

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説明

ヒマシ油と,イソシアナートおよびアルコキシシリル化合物から,各種架橋構造を有する架橋性プレポリマーを合成し,接着性を評価した結果,アルコキシ基の種類(メトキシ・エトキシ)による接着性の差異は認められず,一方,1 分子あたりの極性基((チオ)ウレタン結合)の数の影響は大きく,ウレタンプレポリマーを経由した架橋性ポリマーの接着強度の方が大きい。また,従来法で合成したウレタンプレポリマーを経由した架橋性プレポリマーと比較し,薄膜蒸留法を用いて合成したウレタンプレポリマーの方が接着強度は大きかった。これにより,架橋点間距離にばらつきがあるプレポリマーよりも,架橋点間距離が比較的揃っているプレポリマーの方が接着強度が大きいことが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680436434048
  • NII論文ID
    130004692186
  • DOI
    10.11364/networkpolymer.35.154
  • ISSN
    2186537X
    13420577
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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