-
- 稲田 禎一
- 〒300-4247 茨城県つくば市和台48
書誌事項
- タイトル別名
-
- <b>General Law of Relaxation of Organic Glass-forming Substances </b>
- 有機ガラス形成物質の緩和時間の一般的性質と複素弾性率の予測式
- ユウキ ガラス ケイセイ ブッシツ ノ カンワ ジカン ノ イッパンテキ セイシツ ト フクソ ダンセイリツ ノ ヨソクシキ
この論文をさがす
説明
ガラス転移は熱力学的な定義による相転移ではなく非平衡凍結現象であり,その本質は緩和現象である。従って緩和時間がガラス転移現象を記述する最も基本的な物性値の一つであると言える。そこで,低分子有機ガラス,高分子有機ガラスの温度と緩和時間の一般的な関係式を見出すことを目的に,既知の分散地図から,緩和時間の予測式の導出を行った。その結果,材料の種類に関わらず緩和時間と見掛けの活性化エネルギーに相関があることが分かった。その結果から,異なる周波数で測定したガラス転移温度(tanδピーク温度)の比較などが可能であることが分かった。
収録刊行物
-
- Journal of Network Polymer,Japan
-
Journal of Network Polymer,Japan 34 (4), 207-211, 2013
合成樹脂工業協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680437855360
-
- NII論文ID
- 130004648301
-
- NII書誌ID
- AN10521608
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhsVSiurjM
-
- ISSN
- 2186537X
- 13420577
-
- NDL書誌ID
- 024800185
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可