文章記憶に及ぼす黙読と音読の効果
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- 森 敏昭
- 福岡教育大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Silent Reading and Vocal Reading upon Memory for Prose
- ブンショウ キオク ニ オヨボス モクドク ト オンドク ノ コウカ
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説明
文章を黙読した場合と音読した場合とでは, 文章の記憶及び読解の成績にどのような違いが生じるかという問題を, 大学生を被験者として検討した。その結果, 音読することは, 文章を逐語的に記憶する場合には有効であるが, その効果は一時的であることがわかった。これに対し, 黙読することは, 文章を逐語的に記憶するというよりも, 文章の内容を体制化して記憶する場合に有効であり, その効果は音読の場合よりも永続的であることがわかった。<BR>一方, 黙読するか音読するかということによって, 読解の成績には顕著な差はみられなかった。このことは, 黙読するか音読するかという事が読解と無関係であるというより, 読解テストのやり方自体に方法上の改善をほどこす必要があるということを示唆するものと考えられる。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Educational Psychology
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The Japanese Journal of Educational Psychology 28 (1), 57-61, 1980
The Japanese Association of Educational Psychology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680438050304
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- NII論文ID
- 110001892307
- 10030394031
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- NDL書誌ID
- 2117038
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- ISSN
- 00215015
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可