キャベツにおけるコナガの被害許容密度

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タイトル別名
  • Tolerable larval density of diamondback moth (Plutella xylostella L.) incabbage
  • キャベツ ニ オケル コナガ ノ ヒガイ キョヨウ ミツド

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抄録

夏秋どりキャベツに防除効果の異なる薬剤を散布して, 幼虫密度を調節する方法でコナガの被害解析を行い, 被害許容密度を設定した. 結球前の幼虫密度と結球率との間には負の相関関係が認められ, 結球率100%を目標にすると被害許容密度は株当たり5.0頭であった. また幼虫密度が高いほど収量が低下する傾向が認められた. 結球期の被害は品質に影響したが, 収量には影響しなかった. 幼虫密度と秀品率との間には負の相関関係が認められ, 秀品率95%を目標にすると, 被害許容密度は株当たり0.77頭であった.

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